不器用な人のための出戻り
転職をしたことがある方は経験したことがあるかもしれません。
「転職したけど、前の会社に戻りたい…」と思ったことはありませんか?
そう【出戻り】。
・やりたい事があった
・嫌になって辞めた
のに、戻りたくなることってあるんですよね。
外の世界を知って改めて前の会社がよく見えることもあるからでしょうか。
出戻りは正直全然アリだと思います。
自身は経験がありませんが、周囲であった事例を紹介したいと思います。
その①
すぐ戻ってくるパターン
英語を使った仕事をするのが夢だった20代の女性は、3年ほど勤めたIT企業を辞め、外資系企業に転職しました。
しかし、上司からのパワハラ、海外出張の多さから体調を崩していたようです。
前職の同僚にその事を相談すると、「戻ってきたら」と誘われたそうで、退職後半年で出戻ってきました。
夢を追って退職しましたが、厳しい現実を目の当たりにした彼女は、自分の健康のために出戻ると判断したそうです。
その②
数年で戻ってくるパターン
ステップアップのためにIT企業から大手メーカーに転職、自分の経験も活かせるポジションだったようです。
しかし、古い体質のため昇進が非常に遅い。
仕事量が少ないので残業しなくても済むようになったのに、逆にそれがストレスに。
もっと仕事がしたい!やった分だけ評価されたい!と思い、退職後2年で出戻ってきました。
その③
数十年後に戻ってくるパターン
20代の頃勤めていた企業を結婚・出産を機に退職をした女性。
40歳〜50歳になって子供に手がかからなくなったタイミングで社会復帰したいと考え、20代の頃辞めた会社に嘱託社員として出戻ってきました。
時期や理由は違えど、出戻りというのはあり得る話です。
しかし、それぞれの事例に共通していることは
【退職時のルールに則ってスムーズに辞めている】です。
行動に問題ありな人は戻りたいと相談したところで断られてしまいます。
ですので、嫌になった会社も将来出戻る可能性があると考え、
できるだけ揉めずに、スムーズに退職することをオススメします。
スムーズってなんやと思いますが、
・会社の規定に則って事前に退職願を出す
・引継書を作成するなど後に残される人が困らないよう配慮する
・辞めるんだから、文句があっても極力黙っておく。喧嘩はしない。
(たまにブチ切れて暴言吐いて荒らして辞める人がいるんで…)
これくらいのことは守っておくことをおすすめします。